まじめなAVプロダクション社長のブログ

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第20回 AVモデルとは「捨て身」の一手だと思う

「捨て身」という言葉がありますけど、この言葉はAVモデルになる覚悟にぴったりの言葉のような気がします。

ネットで「捨て身」の意味を検索すると、剣道の用語でもあるようで、真剣勝負の状況で、自分の体を相手に斬らせるような意味があるようです。そして、そこでチャンスをつかんで、相手に致命的な攻撃を仕掛けるということなんでしょうね。

「肉を切らせて骨を断つ」という言葉がありますけど、実はこれはこの「捨て身」とほぼ同じ意味のようです。

肉を切らせるというのは、もちろん「自分の肉」を切らせるということで、つまり自分も相当なダメージを受けるんですけど、それを覚悟した上で、チャンスをつかんで相手を倒すということなんですね。

ちょっと大げさかもしれませんけど、このくらいの覚悟があればAVに出ても大丈夫のような気がします。

AVにでるということは、それだけダメージも受けることを覚悟しないといけないと思います。でもそのことによって、さらに大きなものを手にできるなら、それはやる価値があると言えると思います。

ただ、実際に自分が受けるダメージ以上のものが、その先にあるかどうかは、しっかりと見極めないと、「やっぱりやらなければよかった」と後悔することになります。

また、「その先にあるもの」が何なのかが見えているかどうかが大事です。それはできるだけ具体的に、そしてはっきりと見えていないといけません。

それはお金オンリーでも全然いいんですけど、肝心なことはそれが、じゃあそれが一体いくらなのかが見えていないとダメだということです。

なんとなくこれくらいかな、じゃなくて、50万円なのか100万円なのかがはっきりしていないとダメですね。

また、AVモデルになれば確かに有名になれますから、それが何かに利用できるかもしれません。その場合も具体的に現実的に考えないといけません。

僕はいつも思うんですけど、AVモデルさんになった後で起業するというチャンスはあると思うんですけど、実際にこうしてチャンスをつかんだ人を知りません。

芸能人だと自分のファッションブランドを作ったりして成功する人がちらほらいるんですけど、AVモデルさんで起業したというのは聞いたことがないです。実際にはいて、僕が知らないだけかもしれませんけど。

先日、元サッカー選手のベッカムの奥さんがファッションブランドを作って、それがうまくいっているという記事を読みました。なんでも企業価値が140億円と評価されたということで、将来はベッカム本人よりも奥さんの方の収入が多くなってしまうのかもしれませんね。

AVモデル出身でこういう女性が現れるといいなと思っています。

このベッカム夫人みたいにかっこよくなくても、結果的にビジネスとして成功すれば何でもいいと思うんです。

例えば、下着のブランドでもいいし、極端に言えば、大人のおもちゃブランドでもいいと思うんです。なんでもいいからビジネスとして成功してAVモデル以外のことで成功したという実績を誰かに作ってほしいといつも思っています。

 

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